感染症流行時に備えた“原発避難” -県原子力防災訓練-

2020年10月22日放送

ポイント
① 毎年実施されている県原子力防災訓練
② 今年は新型コロナなどの感染症が流行している中、どのように避難するのかを考える

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感染症が流行する中での原発避難訓練

■県災害対策本部会議 四国電力担当者
「本日6時30分の地震発生に伴い、伊方発電所3号機は自動停止しました」

関係者およそ2万人が参加した「愛媛県原子力防災訓練」は、新型コロナなどの感染症が流行する中、震度6強の地震が発生し、伊方原発3号機から放射性物質が漏れ出すという想定で行われました。

■八幡浜通信部 中井記者
「八幡浜市の集合場所では中予への避難に向けて、住民たちが集まってきました」

伊方原発から30キロ圏内にある八幡浜市では、住民の避難訓練が行われ集まった住民が感染症対策として、受付で検温や消毒を行いました。

そして、発熱などがある体調不良の避難者を専用スペースに誘導しました。

■体調不良者役の住民
「こういう限られたところで隔離される環境ではとても不安な感じ」

■健常者役の住民
「避難はしなければいけない。ただ感染症もあるということで両方をケアするのは本当難しいことだと思います」

避難用のバスは、健康な避難者用と体調不良者用に分けられていて、バスの車内では、座席の間隔を空けて座るなどの感染予防対策が取られました。

そして住民らは、別々のバスに乗り松山市内に向けて避難しました。

途中、伊予灘SAでは汚染したまま避難先に向かわないために放射線量を測定しその様子を中村知事が視察していました。

さらに、県が伊方町に配備しているドローンを使って、避難経路や住民の孤立状況などを上空から確認するための飛行訓練も行われました。

■愛媛県 中村時広知事
「今回のコロナのように考えられないような事態も発生することもありますのでそういったことが分かった段階で速やかに訓練に盛り込んでいくと検証を続けていくということを続けていきたいと思っています」

 


 

この情報は2020年10月22日現在のものです。