私たちの生活はどう変わる? -6月19日から「縮小期」-

2020年6月12日放送

新型コロナウイルスの感染リスクに気を配らなければならない中、災害時、3密を避けながらどのように避難するのか考えます。

ポイント
① 6月19日から県独自の警戒レベル「縮小期」へ。自粛の緩和…しかし一部で条件付き
② 県が展開する3つの作戦!大胆な観光振興策も!
③ 緩和しても「3密回避」を心がけましょう

動画で見る(字幕付き)

 

「要請」緩和 -しかし、一部条件も

松岡 愛媛県では6月19日に、「縮小期」に移行することで私たちの生活はどう変わるのか、清家さんの解説です。

清家 県は独自に 対策期、警戒期、縮小期と3つの新型コロナ警戒レベルを設定していて、6月1日以降、現在は“縮小期に向けた移行期間”にあたります。

松岡 これが19日から最も低いレベルの縮小期に移るということですね。

清家 そういうことです。
では具体的に何がどう変わるのかみていきましょう。まずは県民の行動です。

これまでは「首都圏、北海道への外出注意」でしたが、縮小期では、「外出自粛は要請しない」に変わります。
ただし、3密を回避する行動を日常生活の中で定着させてほしい、としています。

観光についても変わります。
「徐々に県内観光の振興」から縮小期では、「県内観光の振興・県外も徐々に」に。
また、事業活動も、「県を越えた事業活動の本格化」に変わり、経済活動が本格的に再開されることになります。

ただし、イベントについては、全国的で大規模なものは自粛という部分は変わらず、規模も緩和されるものの、人数は1000人まで、定員に対して50%以内などの条件が設けられています。

 

次ページ:「縮小期」へ
愛媛県の3つの作戦とは-